ホルモンバランスの乱れを整えるにはソイプロテイン！おすすめの理由

ホルモンバランスが乱れると様々な症状が現れます。女性の体はエストロゲンとプロゲステロンという２つのホルモンが大きく体に関わっています。体が疲れやすくなったりイライラしたり、落ち込んだり･･･。女性ホルモンは女性の心と体を左右する大事な働きをしています。 ソイプロテイン（大豆タンパク質）を補うと筋肉が増えるため基礎代謝が上がって痩せやすくなりダイエット効果が期待できます。さらに、大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じような働きをするので更年期障害や加齢、ストレス、不規則な生活などによって引き起こされる体の不調を改善します。また、女性ホルモンを補うことで肌や髪などの状態を整え、肌の弾力性や水分量とも関係しているエストロゲンの分泌量減少によるお肌のトラブルを防ぐことにもつながります。  

ホルモンバランスの乱れと症状

ホルモンバランスの乱れが原因で引き起こされる体調不良は、主に以下のような症状となります。  

• 更年期の女性は閉経に近づくと卵巣機能が衰え、生理不順や月経過多などになります。
• 心身がストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、自律神経失調症のような病気に繋がります。
• 過度なダイエットはホルモンバランスを乱して無排卵、無月経になり体にダメージを与えます。
• 不規則な生活や栄養バランスの偏りは肌や髪の老化につながります。

女性は脳の下垂体から２種類の性腺刺激ホルモンが分泌されて排卵が起こります。 しかし精神的なストレスなどから脳の機能が低下すると排卵が停止し、月経が止まってしまいます。   女性の体は排卵前にエストロゲン、排卵後にプロゲステロンが交互に分泌されて女性ホルモンのバランスが整えられています。 体調維持の要となる女性ホルモンはコレステロールから作られています。 そのため、過度なダイエットをするとコレステロールが減少して女性ホルモンのバランスが乱れ、月経が止まってしまいます。  

・自律神経失調症とは？

ストレスや過度なダイエット、不規則な生活、栄養バランスの偏りなどは女性ホルモンのバランスを乱し、無排卵や無月経だけでなく頭痛、めまい、不眠、動悸、便秘、下痢、倦怠感、冷えなど不快な症状を引き起こします。 これらの症状は自律神経の不均衡によって引き起こされ、自律神経失調症と呼ばれています。   自律神経の機能をコントロールしているのは視床下部で、自分ではコントロールできません。 自律神経は交感神経と副交感神経があり、互いに相反する働きをしながら体の臓器や器官の機能を司っています。 人間の体の生命維持に欠かせない自律神経は、呼吸や心拍、体温、血圧、発汗、排尿、排便などの調節をしています。    

・ホルモン分泌のしくみ

ホルモンとは血液とともに体内を循環しており、特定の臓器や器官の機能に働きかけている物質です。 ホルモンを分泌する器官を内分泌腺といいます。 内分泌系をコントロールしているのは脳の視床下部で、体に必要なホルモンの種類や量を判断して全身の内分泌腺に指令を出しています。   脳の視床下部は体内で必要なホルモンを判断し、下垂体へ指令（放出ホルモン）を送ります。 下垂体は自らホルモンを分泌するとともに、副腎（血圧を調整するホルモン）や甲状腺（代謝を調整するホルモン）、膵臓（血糖値を調節するホルモン）などの内分泌腺を刺激するホルモンが分泌され、それぞれの内分泌腺が特定のホルモンを分泌します。   性的な発達や生殖に必要な卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモン（性腺刺激ホルモン）は下垂体から分泌され、精巣や卵巣を刺激する機能があります。

タンパク質（プロテイン）とアミノ酸

人間の体は約60兆個の細胞からできています。 細胞は主に４種類の元素（炭素、水素、酸素、窒素）と多くの微量元素から成り、生体は60％以上が水で占められています。 細胞構造をつくる主要な物質はタンパク質で生体の約20％を占めています。 同じ種類どうしがつながって組織を形成し、集まった組織で構成される臓器や器官が人間の体を作っています。 つまり人間の体は同じ働きをもつ細胞（タンパク質）の集まりなのです。  

・プロテインが必要な理由

人間の体は細胞の集まりで、人体の臓器や筋肉、血液、皮膚、髪、爪などはタンパク質（プロテイン）によって作られています。 タンパク質は、炭水化物、脂質、無機質（ミネラル）、ビタミンとともに五大栄養素と呼ばれ、私たちが毎日健康的に過ごすために必要な栄養素となります。

五大栄養素

・炭水化物（糖質）/ carbohydrate

・脂質 / lipid

・タンパク質 / protein

・無機質（ミネラル）/ mineral

・ビタミン / vitamin  

・プロテインとアミノ酸

私たちの体を作っているタンパク質は五大栄養素の１つであり、人体に必要不可欠な栄養素だと分かりました。 アミノ酸は生物の構成成分であるタンパク質の加水分解によって生じる成分です。 （プロテインを摂取→アミノ酸に分解）   タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あります。（必須アミノ酸＋非必須アミノ酸） 体内で合成できないものを必須アミノ酸、合成できるものを非必須アミノ酸と言います。

・必須アミノ酸とは？

必須アミノ酸とは体内で合成できず食事から摂取しなければならない9種類のアミノ酸のことを指します。 これらは必ず食物から摂取しなければならず、不足すると発育や健康維持に障害をきたす恐れがあります。

・必須アミノ酸と非必須アミノ酸

大豆製品（ソイプロテイン）のメリット

私たちの体に必要なタンパク質（プロテイン）！ それでは一体どんなプロテインを摂取すれば良いのでしょうか？ プロテインは主に動物性と植物性のものに大別することができます。   動物性のプロテインは高品質のタンパク質を含んでおり、卵、牛乳、魚、肉などに含まれます。これらには生体の維持と発育に必要なアミノ酸を含んでいて完全タンパク質と言われています。   植物性のプロテインは豆類、木の実、シリアルなどに含まれています。体にとって低カロリーで健康的な食品ですが必須アミノ酸をすべて含んでいません。プロテイン欠乏状態にならないように穀類（米、大麦、小麦など）と一緒に摂ると全ての必須アミノ酸が摂取できます。

大豆製品を摂取して得られる効果とは？

• 健康的で良質なプロテインは人間の体に不可欠（人間の体を構成するタンパク質の摂取）
• 植物性で低カロリーなのでダイエットに良い（血中コレステロール低下作用、肥満の改善）
• 大豆イソフラボンは女性ホルモン様作用（更年期障害、月経不順、自律神経失調症などの改善）
• 肌のハリ、髪の毛、筋力（基礎代謝）アップなど（美容、ダイエット、健康維持に効果的）

人間の体はプロテインが不可欠です。プロテインが不足すると筋力や体力の低下、皮膚のハリが失われます。 プロテインを摂取するなら植物性で低カロリーの大豆製品をおすすめします。   大豆製品には、大豆タンパク質、大豆イソフラボンのほかにも健康的な成分が含まれています。 （食物線維は便秘改善効果、植物ステロール・α-リノレン酸はコレステロール低下作用）   ホルモンバランスが崩れると更年期障害や月経過多、月経不順、自律神経失調症などの症状が現れます。 大豆イソフラボンを摂取すると女性ホルモン（エストロゲン）と同じような働きをするためホルモンバランスが整えられます。 また、エストロゲンは肌の真皮のハリや弾力性、水分量を保つ働きがあり、加齢による肌老化を抑える効果があると言われています。

まとめ

ホルモンバランスの乱れと整え方、大豆製品（ソイプロテイン）についてご紹介しました。大豆製品を摂取すると大豆に含まれる良質な植物性タンパク質や女性ホルモンと同様の働きをする大豆エストロゲンを摂取することができるため美容や健康維持に良いだけでなく、月経過多、月経不順、更年期障害、自律神経失調症などホルモンバランスの乱れの改善にも役立ちます。豆腐や納豆、味噌、しょうゆ、豆乳などの大豆製品に含まれるソイプロテインは低カロリーなのでダイエットにもおすすめです。