【アロマ香水の作り方】ストレスフルな男性へのプレゼントにおすすめ

アロマテラピーで用いられている植物や花の香りは人の心理状態や身体に直接的に作用するので、日頃抱えている不安やストレスを軽減してくれます。アロマ初心者の方でも簡単に用いることができるエッセンシャルオイル(精油)の芳香成分には薬理作用も含まれているので、香りを楽しむだけでなくストレスで疲弊している心にアプローチして癒やしにもつながります。アロマの手作り香水はストレスフルな毎日を送っている男性や彼氏へのプレゼントにおすすめです。

 

アロマの手作り香水―香りはストレス軽減に効果あり

現代の私たちの生活は毎日めまぐるしく人や物が動いています。日頃から時間に追われて残業続きだったり、不安や心配事を抱えていたり、イライラ、不眠などに悩んでいる方も少なくありません。普段からストレスフルな毎日を送っている男性や彼氏にアロマの手作り香水をプレゼントすれば心地良い香りだけでなく、不安やストレスなども軽減してくれるのでおすすめです。

 

・エッセンシャルオイル(精油)について

エッセンシャルオイルは、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の芳香物質です。

植物が作り出した有機化合物の集まりで、天然の化学物質が構造や働きによっていくつかのグループに分類されています。

精油は植物の種類によって特有の香りと働きを持っています。

 

・エッセンシャルオイルの分類

自律神経系

・リラックス効果(ラベンダー、ローマンカモミール、フランキンセンスなど)

・リフレッシュ効果(ペパーミント、レモン、ベルガモットなど)

 

内分泌系

・ホルモン分泌調整(ジャスミン、ローズ、ゼラニウムなど)

・消化酵素分泌調整(スイートオレンジ、レモングラス、スイートフェンネルなど)

 

免疫系

・免疫力調整(ティートリー、ラベンダー、ユーカリなど)

 

 

・アロマの香りが心身にアプローチ

精油に含まれている芳香成分を嗅ぐと脳の大脳辺縁系へ直接伝わります。

大脳辺縁系は人間の本能的な欲求や情動を司っているため、食欲や性欲のほかストレス、不安、怒りなどに働きかけ、自律神経をコントロールしている視床下部の脳下垂体へ伝達し、直接的に心身の不調和を癒やしてくれます。

脳下垂体は自律神経、内分泌系、免疫系の各方面に働きかけ、香りのメッセージが伝わるとそれに応じた分泌作用が生じます。

例えば、自律神経にアプローチするエッセンシャルオイルを用いれば、自律神経が整えられてリラックス効果等がもたらされます。

 

 

アロマの手作り香水をプレゼントするメリット

エッセンシャルオイルは芳香植物がもつ有効成分が濃縮されている純度の高い物質です。

水には溶けずアルコールやオイル類などに溶けます。

揮発性がとても高く、さまざまな特性を持つ化学物質を含んでいるのが特徴です。

精油には芳香と薬効があるので、香りを楽しむだけでなく心身の不調和の改善や癒やしに最適です。

 

・アロマ初心者でも簡単に手作りできる

アロマは誰にでも手軽に用いることができます。

一番簡単な方法はハンカチやお湯が入ったマグカップなどにお好みの精油を1~2滴落として香りを嗅ぐだけです。

また、香水やオードトワレ、オーデコロンなどを手作りしてオリジナルの香りを楽しむこともでき、プレゼントにもおすすめです。

 

香水:精油をアルコールで割ったもの(オーデコロンはルームフレグランスとして利用できる)

 

・香水

精油の濃度が15~30%

香りの持続時間5~7時間

 

・オードトワレ

精油の濃度が5~10%

香りの持続時間3時間

 

・オーデコロン

精油の濃度が2~5%

香りの持続時間1~2時間

 

 

 

アロマの手作り香水―精油の分類とブレンドのコツ

オリジナルの香水を作る場合、なるべく同じ系統の香りを選ぶと失敗しません。

香りのノートは揮発性の高いものから順にトップ、ミドル、ベースと3種類あります。

 

・香水の作り方(基本)

1.ビーカーに精油を入れ、ブレンドします。

2.よくかき混ぜたあと、無水エタノールをブレンドした精油の中に入れます。

3.よくかき混ぜて、遮光ビンに移して保存します。

*香りの種類(香水、オードトワレ、オーデコロン)により精油や無水エタノールの分量が変わります。

 

香水の場合(30%濃度):

精油30滴(お好みの精油を3種類選び、合計30滴入れる)

無水エタノール5mL

  • 無水エタノール5mL × 0.3(30%)=1.5mL
  • 精油のドロッパーは1滴0.05mLなので1.5mL ÷ 0.05=30滴

 

・精油のブレンド表

カンキツ系:

オレンジ(Orange)、グレープフルーツ(Grapefruit)、ベルガモット(Bergamot)、メリッサ(Melissa)、レモン(Lemon)、レモングラス(Lemongrass)

 

フローラル系:

ゼラニウム(Geranium)、ネロリ(Neroli)、ラベンダー(Lavender)、リンデン、ローズ、ローマンカモミール(Roman chamomile)

 

エキゾチック系: イランイラン(Ylang ylang)、サンダルウッド(Sandalwood)、パチュリー、ベチバー

 

樹脂系: 安息香(Benzoin)、乳香(Frankincense)、没薬(Myrrh)

 

スパイス系: グローブ、コリアンダー、シナモン、ブラックペッパー(Black pepper)、ローレル

 

樹木系: 

サイプレス(Cypress)、シダーウッド、ティートリー(Tea tree)、バーチ、ユーカリ、ローズウッド(Rosewood)

 

ハーブ系:

クラリセージ(Clary sage)、スペアミント、セージ、バジル、フェンネル、ペパーミント(Peppermint)、ローズマリー(Rosemary)

 

 

 

・本格的に学んでアロマの資格を取得する

アロマテラピーは誰にでも手軽に用いることができ、美と健康に役立ちます。

もし本格的に学びたい場合、アロマテラピー検定を受験して資格を取ることができます。

また、本場イギリスでアロマテラピー留学するなら「英語とアロマテラピー」を同時に学ぶことができます。

資格があれば趣味で用いるだけでなく、アロマショップやサロンなどで働くこともできるのでおすすめです。

 

 

まとめ

誰でも手軽に始められるアロマテラピー。アロマの香りは心地良いだけでなく、不安やストレスなども軽減してくれるのでおすすめです。普段からストレスフルな毎日を送っている男性や彼氏にアロマの手作り香水をプレゼントすればきっと喜ばれるでしょう。

 

 

Flora’s BLOG

【体験談】アロマの勉強法と本場イギリス留学をご紹介

https://www.flora-blog.site/overseas-english/aroma-ukstudyabroad/

・WEBライター(美容健康・英語・旅行・音楽等)

・アロマ/フィトセラピー アドバイザー

 

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